茶道の所作は体幹トレーニングだった!
〜真・行・草に見る動きの美学〜
昨日ついに一人で、茶道の体験に行ってきました🍵
空間の中で、立ったり、座ったり、ふすまを開けたり…。
その一つひとつの動きが、ほんとうに丁寧で、美しくて。
気づけば私、
「うわ、めっちゃ体幹使ってるやん!!」って(笑)
体幹使ってる!前鋸筋使ってる!などなど・・・(笑)
ピラティスの指導をしている目線で見ると、
この“所作”こそが、すごく機能的で整った動きの連続だったのです。
暮らしの動作が、トレーニングだ!!!楽しー!!!と思ってしまいました🌝
「真・行・草」って知ってる?
たくさん教えていただいて覚えているのが以下の内容(*^-^*)
茶道には「真・行・草(しん・ぎょう・そう)」という考え方があります。
簡単にいうと、「動きの丁寧さや格式の段階」を表すもの。
真は、最も丁寧で厳格。正座やお辞儀も深く、動きに一切の無駄がない。
行は、真と草の中間。丁寧さと自然さのバランスがとれている。
草は、一番くだけたスタイル。動きが簡略化され、柔らかい印象。
これって実は身体の使い方や、心の在り方にもつながってると思うんです。
所作は、静かな“体幹トレーニング”
正座から立ち上がるとき
背筋を伸ばして一礼するとき
ふすまを静かに開けるとき
どの動きにも「軸」が必要。
上半身と下半身をつなぐ体幹、
重力と調和する筋肉たち、
そして“心を伴った”丁寧さ。
一つ動くたびに、
腹筋、背筋、内もも、股関節まわりが自然と働いてくれるんです。
これって…
ピラティスで伝えてることと同じやん!!✨ってなりました。
「立つ⇔座る」この所作には軸としなやかな関節がいるな~~と感じながら楽しみました。
丁寧に動くことは、自分を大切にすること
ピラティスも、茶道も、
“今ここ”に意識を向けながら動くもの。
形じゃなくて、内側からどう感じているか。
ただの所作が、自分を整える時間になる。
それが、「真・行・草」の本当の美しさなのかもしれません。
日常の中でも、
ちょっと立ち方や座り方に意識を向けてみるだけで、
カラダの感覚って変わってきます。
心が慌ただしいときこそ、
一つひとつの動きを「真」にしてみる。
そんな時間が、自分を整えるヒントになるはずです。
50歳手前になって、こういうことに触れたい!所作と心がつながっていておもしろい!と感じた体験でした(*^-^*)
次回は8月のスケジュールをアップしますね
8月は8/13~17をお休み頂こうと思います。
よろしくお願い致します☺